HIITで脂肪燃焼効果を最大限に発揮する方法とは?

 みなさんこんにちは! トレーナーの七海です^^ 

 本日は「HIITで脂肪燃焼効果を最大限に発揮する方法とは?」というテーマで お話ししていきます。 みなさんHIITって聞いたことありますか?? 運動頻度が高い人はいろんなところで聞いた事がある人も多いかもしれません。 


HIITってなに??

 まず最初にHIIT(ヒート:High Intensity Intervel Training)とは 限界に近い頻度で行う高強度+短時間の運動と少量のインターバルを5〜10セット 繰り返して行うトレーニングの方法です。 たくさんの研究から低強度の有酸素運動よりも脂肪燃焼効果が高いと発表されています。 

また低強度の有酸素運動で脂肪燃焼させるためには長い時間や労力が必要になってきます。 また筋肥大効率も悪くなることがわかっています。 それに比べHIITでは、短時間で脂肪燃焼効果を得ることができ、 さらには筋肉量の減少や筋力の低下を最小限まで抑えることができます。 

 ただここで脂肪を燃焼させるためにHIITは行う必要があるのか疑問に思う方もいるかもしれません。 実際には消費カロリー>摂取カロリーの食事制限を継続して行っていればHIITや有酸素運動を しなくても脂肪燃焼することは可能です。 有酸素運動を一才行わなくてもダイエットを成功させることはできます。 でも食事制限と合わせてHIITも一緒に行うことによって、食事管理でダイエットを行うよりも さらに脂肪燃焼効果を上げることができます。 

HIITを行うメリットとは?

 ここでHIITを行うことでどんな良いメリットがあるのかお伝えしていきます。 

 ①HIITを行うと一日の消費カロリーが多くなり脂肪燃焼が高まる 

②食欲抑制効果により摂取カロリーの減少 

 どちらもダイエットを行う上ではかなり嬉しいメリットですね。

HIITの具体的な方法

 ではここからはHIITの具体的な方法についてお話していきます。 ダイエットや減量時には体脂肪をいかに効率的に落としていくか、 筋肉をいかに落とさないようにするかがとても大切になってきます。 この2つを目標にすると一番HIITに最適な種目が3つあります。 それは

 ①サイクリング

 ②ローイング

 ③スプリント(トレッドミル) です。

 なぜかというと、HIITトレーニングで行う運動の動作が筋トレで行う動作に近ければ 筋力を落としにくく体脂肪を燃焼することができるからです。 例えばサイクリングやスプリントはスクワットの動作に近いですね。 ローイングはケーブルローイングに近いです。 他にもHIITトレーニングでは低強度有酸素運動に比べウエイトトレーニングのパフォーマンス の低下を抑えてくれます。 

そのため筋肉を落とさずにダイエットや減量を行いたい方はHIITトレーニングを行ってみてください。 次にHIITで脂肪燃焼効率をぐんと高める方法をお伝えします。

 ①運動強度を高める

 ②運動時間を長くする

 ③インターバルを短くする

 ④セット数を増やす 

⑤HIITトレーニングの頻度を増やす

 ⑥トレーニング種目を変更する 

 このようにHIITトレーニングで脂肪燃焼効果を高く維持するためにはHIITの運動強度を計画的に あげていく必要があります。 HIITトレーニングの適切なタイミングは

 ①ウエイトトレーニングを行わない日 

②ウエイトトレーニングの後 

となります。 筋肉量を減らすことなくダイエットを成功させるためにはウエイトトレーニングのパフォーマンスを低下させないようにHIITトレーニングを行う必要があります。 上のいずれかのタイミングで行うことができればウエイトトレーニングのパフォーマンスを低下させることなく脂肪燃焼が期待できます。 HIITの具体的な組み立て方をエアロバイクバージョンでご説明していきます。 

 ⭐️1〜2週目 HIITの頻度⇨週1回 HIITの強度⇨最大心拍数の80% 運動時間⇨20秒 インターバル⇨40秒 セット数⇨5セット 

 ⭐️3〜4週目 HIITの頻度⇨週2回 HIITの強度⇨最大心拍数の90% 運動時間⇨30秒 インターバル⇨60秒 セット数⇨5セット 

 ⭐️5〜6週目 HIITの頻度⇨週2回 HIITの強度⇨最大心拍数の95% 運動時間⇨30秒 インターバル⇨40秒 セット数⇨7セット 

 上の表のように2週間単位でHIITの頻度、HIITの強度、運動時間、インターバル、セット数 のどれかを少しずつ増やしていくことにより脂肪燃焼効果を高く維持したまま効率的に ダイエットを行うことができます。 HIITトレーングの導入を望む人は以下になります。

 ①体脂肪を最短で落としたい人 

②ボディビルなどの大会で体脂肪率を5〜7%まで下げる必要がある人 

③食事だけでは体脂肪が落ちなくなってしまった人 

 最初に言ったようにダイエットを成功させるためには食事管理が最も重要になってきます。 HIITは脂肪燃焼を助けてくれる助っ人的存在と思っておきましょう。 HIITに頼りすぎも良くないです。 まず最初は食事のみでダイエットを始めて体脂肪がなかなか減らなくなってきたら HIITトレーニングを取り入れるようにしましょう。 このようにHIITトレーニングはダイエットや減量する上での最後の切り札と思って 行うことをオススメします。 

 いかがでしたか? HIITと聞いたことはあってもどんなものかわからなかったり、脂肪燃焼したくてHIITの存在を知っていたけどやり方がわからないかったという人も今回の内容でなんとなくHIITトレーニングがどんなものか、どのように行うのかわかったと思います。 ぜひあなたのダイエットにも取り入れてみてください。 それでは次回のブログも楽しみにお待ちください!       

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